暮れの時間が日に日に早くなり、空気の匂いが少しずつ冬に変わってきました。
街を歩けば、ショーウィンドウには早くもキラキラとしたライトやオーナメントが並びはじめています。
気づけば、クリスマスまであと59日。
今年もまた、この季節がやってきました。
10月の終わりは、なんとなく“区切り”を感じる時期。
街はハロウィンムードでにぎやかでも、心の奥ではすでに次の季節を探し始めています。
温かい飲み物を片手に、ふと窓の外を見ると、
「今年はどんな冬を過ごそうかな」と考えてしまう。
そんな穏やかな時間が、秋と冬のあいだにはあります。
冷たい風の中にもどこか柔らかさを感じるのは、
きっと、クリスマスというあたたかな日が近づいているから。
あと59日。
この2か月を、少しずつ幸せを重ねる季節にしていきましょう。