1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、建物の倒壊や火災が相次ぎ、避難生活の長期化で体調を崩すなどした「災害関連死」も含めて6434人が亡くなりました。
木造、非木造関係なく、多く倒壊したことから、耐震補強の重要性が認識され、建物の耐震診断や耐震補強工事の促進施策にも繋がりましたし、何より仮に災害が発生してもその被害を最大限抑えることで犠牲者を一人でも減らす「減災」の考え方が生まれたきっかけも、この阪神・淡路大震災といえます。
この災害大国の日本で、安全・安心して暮らしていけるのも、教訓から得られたものだ、ということを強く噛みしめて、日々大切に生きていきたいと思います。